新社会人に薦めておきたい「啓発」本-2011年版
- 2011/04/10
- 15:00
震災の影響で入社式の場所が変更になった…とかいうニュースを4月1日に見た記憶はありましたが、僕の中で「新入社員」というものが消化できていなかったようです。
入学式やら入園式という、自分の子どもが関係しそうな行事のニュースをリアルに想像した時になって、「あれ?そういえば新入社員も入っているんだよなあ」と(汗)
リアルな僕の生活においては新入社員というのは、全く縁のない話なのではありますが、当ブログ的にはちょっとできることがあるのではないかと。
昨年は「新社会人のためのおすすめ本」という形でおすすめ本を紹介させていただいたのですが、今年も、僕が昨年の4月から今年の3月に紹介した本の中から、3冊ほどピックアップしてみました。
※ 書評記事: 仕事を幸せに繋げるための3つの心得 -書評- 仕事に幸せを感じる働き方 (2010年12月9日)
本書は、新社会人には少し早いかもしれませんが、早くから仕事に対する意識を高く、正しく持っておくことには意味があると思います。
今はまだ分からない、実感の持てない部分も多いとは思いますが、いつかきっと「あのとき読んでおいてよかった」と思える一冊になるはずです。
社会人として、これから仕事に費やす「時間」は膨大なものになります。
自分自身の「時間」の中で、もっとも多くの割合を占めることになるはずなんです。
だからこそ、本書をお薦めしておきたいと思います。
※ 書評記事: 今日から行動するための5つの教え -書評- 絶対ブレない「軸」のつくり方 (2010年12月22日)
新社会人としての第一歩。
色々な理想や目標、夢などが渦巻いていることでしょう(そうであって欲しいと思います)。
しかし、大半の人が、現実の様々な困難の中で、その想い描いた理想や夢を時間と共に忘れてしまう、いや、現実に合わせて知らず知らずのうちに修正してしまう…というのが現実です。
もちろん、そんな風にならない方がいいに決まっています。
本書は、新社会人のみなさんがそうならないために、一つのお手本として読んでおいて欲しい一冊です。
夢の具体的な叶え方は、それぞれの夢によって違いますが、夢をかなえる・達成する人の根底にはいくつかの共通するものがあります。
だから、世の中の多くの自己啓発書は内容が似通ってくるんですけどね…。
年代が近く、新社会人の方々の明日からの行動に影響を与えてくれるという意味で、本書をお薦めしておきます。
※ 書評記事: ■書評■20歳のときにしっておきたかったこと (2010年7月24日)
こちらは、海外有名大学のビジネスコースでの講義ものです。
有名大学での講義といえば、昨年、マイケル・サンデル教授の『これからの「正義」の話をしよう――いまを生き延びるための哲学』が大きな話題になりました。
教授が来日され、実際の講演・討議に行かれた方もいるかもしれませんし、テレビでご覧になった方も少なくないでしょう。
テーマも面白く、まさに「白熱教室」という名にふさわしい知的興奮を与えてくれる一冊だとは思いますが、特に新社会人が押さえておく必要はありません。
本書も、実はビジネス書愛好家(?)界隈では非常に話題になりました。
タイトルとは違って、どんな年代の方が読んでも損のない本なのですが、せっかくなので「20歳」にもっとも近い新社会人の方には是非読んでおいて欲しいと思います。
いかがでしょうか。
実は、最近になって個人的には「自己啓発」系の書籍はあまり手に取らなくなっています。
紹介文の中でも触れましたが、具体的な事例や背景の違いこそあれ、書かれている内容の根底は共通していために得られるものが少なくなってきているように感じているからです。
新社会人として一歩を踏み出したばかりの若い方々は、これからビジネス書を手に取る機会も増え、多数の新しい自己啓発本とも出合うことになると思います。
これから発刊される素晴らしい自己啓発本とは比較のしようもありませんが、似通った自己啓発本が多い中で、ここに挙げた3冊を読んでおけば外れはありません。
いい上司やいい同僚との出会いと同じく、いい本との出合いも、社会人生活を大きく変える要因になり得ます。
ここでの紹介が、新社会人の方々に、いい本との出合いをもたらす一助になれたとしたら、書評ブロガー冥利に尽きるんですけどね。
追伸:
ちなみに、昨年はこんな本をお薦めしていました。
入学式やら入園式という、自分の子どもが関係しそうな行事のニュースをリアルに想像した時になって、「あれ?そういえば新入社員も入っているんだよなあ」と(汗)
リアルな僕の生活においては新入社員というのは、全く縁のない話なのではありますが、当ブログ的にはちょっとできることがあるのではないかと。
昨年は「新社会人のためのおすすめ本」という形でおすすめ本を紹介させていただいたのですが、今年も、僕が昨年の4月から今年の3月に紹介した本の中から、3冊ほどピックアップしてみました。
Entry No.1 横山信治『仕事に幸せを感じる働き方』

本書は、新社会人には少し早いかもしれませんが、早くから仕事に対する意識を高く、正しく持っておくことには意味があると思います。
今はまだ分からない、実感の持てない部分も多いとは思いますが、いつかきっと「あのとき読んでおいてよかった」と思える一冊になるはずです。
社会人として、これから仕事に費やす「時間」は膨大なものになります。
自分自身の「時間」の中で、もっとも多くの割合を占めることになるはずなんです。
だからこそ、本書をお薦めしておきたいと思います。
Entry No.2 南壮一郎『絶対ブレない「軸」のつくり方』

新社会人としての第一歩。
色々な理想や目標、夢などが渦巻いていることでしょう(そうであって欲しいと思います)。
しかし、大半の人が、現実の様々な困難の中で、その想い描いた理想や夢を時間と共に忘れてしまう、いや、現実に合わせて知らず知らずのうちに修正してしまう…というのが現実です。
もちろん、そんな風にならない方がいいに決まっています。
本書は、新社会人のみなさんがそうならないために、一つのお手本として読んでおいて欲しい一冊です。
夢の具体的な叶え方は、それぞれの夢によって違いますが、夢をかなえる・達成する人の根底にはいくつかの共通するものがあります。
だから、世の中の多くの自己啓発書は内容が似通ってくるんですけどね…。
年代が近く、新社会人の方々の明日からの行動に影響を与えてくれるという意味で、本書をお薦めしておきます。
Entry No.3 ティナ・シーリグ『20歳のときに知っておきたかったこと スタンフォード大学集中講義』

こちらは、海外有名大学のビジネスコースでの講義ものです。
有名大学での講義といえば、昨年、マイケル・サンデル教授の『これからの「正義」の話をしよう――いまを生き延びるための哲学』が大きな話題になりました。
教授が来日され、実際の講演・討議に行かれた方もいるかもしれませんし、テレビでご覧になった方も少なくないでしょう。
テーマも面白く、まさに「白熱教室」という名にふさわしい知的興奮を与えてくれる一冊だとは思いますが、特に新社会人が押さえておく必要はありません。
本書も、実はビジネス書愛好家(?)界隈では非常に話題になりました。
タイトルとは違って、どんな年代の方が読んでも損のない本なのですが、せっかくなので「20歳」にもっとも近い新社会人の方には是非読んでおいて欲しいと思います。
いかがでしょうか。
実は、最近になって個人的には「自己啓発」系の書籍はあまり手に取らなくなっています。
紹介文の中でも触れましたが、具体的な事例や背景の違いこそあれ、書かれている内容の根底は共通していために得られるものが少なくなってきているように感じているからです。
新社会人として一歩を踏み出したばかりの若い方々は、これからビジネス書を手に取る機会も増え、多数の新しい自己啓発本とも出合うことになると思います。
これから発刊される素晴らしい自己啓発本とは比較のしようもありませんが、似通った自己啓発本が多い中で、ここに挙げた3冊を読んでおけば外れはありません。
いい上司やいい同僚との出会いと同じく、いい本との出合いも、社会人生活を大きく変える要因になり得ます。
ここでの紹介が、新社会人の方々に、いい本との出合いをもたらす一助になれたとしたら、書評ブロガー冥利に尽きるんですけどね。
追伸:
ちなみに、昨年はこんな本をお薦めしていました。
「できる人間」を目指すなら、迷うのはやめよう 22歳からの人生の法則
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本田直之(監修)安達元一(ストーリー原案)
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