■書評■ 狼と香辛料
- 2010/05/13
- 15:00
この記事をtwitterへRTする2007年版『このライトノベルがすごい!』で見事1位を獲得し、ビジネス書一筋の有名書評家土井英司さんに「(初めてライトノベルを読んだが)あまりの出来に、驚いた」と言わしめた作品。僕も普段はライトノベルのコーナーなど物色したりしないけれど、土井さんの感想を読んで手にとってみた次第。テレビアニメ化やゲーム化もされているほどの人気作らしいということを読んでから知った。まあ、僕の場合は...
■書評■ キス・アンド・クライ
- 2010/02/17
- 15:00
「キス・アンド・クライ」この言葉を見てピンと来る人はフィギュアスケートを観ている人だと思う。そう、本書では「フィギュアスケートの演技が終わり、ジャッジの採点を待つ間に選手とコーチが並んで座る場所。スコア発表の瞬間にキスをしたり涙を流したり、喜びや悔しさが爆発するので、この名前が付けられています。」と説明されている。先日に続いて、バンクーバーオリンピックに併せて出版されたフィギュアスケート関連書籍を...
■書評■ 氷上の美しき戦士たち
- 2010/02/16
- 15:00
本書はバンクーバーオリンピックの男子フィギュアスケート観戦を、あるいはこれからのフィギュアスケート観戦を楽しむために読んでおきたい一冊。ただ、大変申し訳ないことに紹介するタイミング遅すぎたので、バンクーバーオリンピックには間に合わないと思うけど(汗)著者の田村さんは、経歴を拝見すると、フィギュアスケートの取材に1993年から手掛けているフリーのジャーナリスト。1998年の長野オリンピックでは運営委員を務め...
■書評■ フィギュアスケートを100倍楽しく見る方法
- 2010/02/01
- 15:00
いよいよバンクーバーオリンピックの開幕が近付いてきた。人それぞれ好きな競技の選手の活躍などが気になるところだろう。僕は、ここ数年の活躍が目覚ましい女子フィギュアスケートが好きで、毎年のシーズンに放映される試合の模様を楽しみに見させていただいている。事の始まりはミーハーな動機で、15歳だった浅田真央さんの演技があまりに素晴らしかったから。当時は年齢制限の為にトリノオリンピックの代表選考から漏れてしまっ...
【書評】数学ガール
- 2010/01/17
- 14:00
最近、世の中のことを理解するためには、自然科学についても理解を深めていかなければ駄目だという認識を持つことができたので、好きだけど苦手な自然科学ものも意識して読んでいる。と、こんな書き出しで始めておいて紹介するのが本書『数学ガール』とは… つかみと本体が合っていないような気がするけれど、そこは敢えてお試しで。どうだろう、僕も含めて当ブログの読者(少なくとも読書が好きな人が多いだろう)であれば、結城...